北山の会の皆様
ご無沙汰しています。春から体の回復は順調になり、6月から散歩という名のトレーニングを始め、1回10キロの歩行と、169メートルの小山に登ることを始めました。これを数回こなしたところで、大学山岳部OB会から連絡があり、美瑛岳遭難から50年になるので、今夏、追悼登山会を行い、一つの区切りとしたいとの召集令状が届きました。この会にはどうしても行きたかったので、主治医と山の神様、家族に三拝九拝し、懇願して許可を得て、北海道行きのフェリーに乗ることができました。
美瑛岳の麓の白銀荘には予定より1日早く入り、同年の友人と足慣らしに十勝岳に登り、次の日の追悼登山に備えました。少し歩いていたのでか、当日は、心配することなく皆についてゆけてホッとしました。40年ぶりに学友や後輩たちとも会えて悲しいはずの会も感激の深い登山会になりました。私の卒業した大学は、小さいので、山岳部も現在はほとんど活動もなく、部員も一桁が続いている現状だったので、大学で、担当教授に山岳部の活性化を話をすることもできました。OB会では、体も心も、お金を出してでも山岳部の活性化を支援してゆこうと確認することができました。その中で、某有名大学の山岳部でも、訓練する指導者が不在なのでプロのガイドなどをお金を払い指導してもらっている話や、昔の伝統を現役の学生にOBが話しても、やらせても、今は通用しない。などの話がされて、山岳部も新しい運営方針で、現役の学生達のリクエストを満たす運営をOB会が支援することが重要だとの結論になりました。山岳部の考え方も随分変わって来ているようです。
その中で嬉しかったのは、洛北高校山岳部出身のOGがいてくれた事でした。彼女は宮内(旧姓??)光さんで、今は上士幌町に住んでいるとのこと。もちろん私とは20年以上年齢も違うので面識もなく、初対面だったがこんなところで会えるのは奇遇だとお互いによろこびました。北山の会のブログのことや、メーリングリストのことも話しておきましたので、その内に彼女からの書き込みがあるかもしれません。
札幌では安藤先輩と愉快な奥様にもお会いでき美味しいお寿司を御馳走なり感激でした。
北海道で洛北山岳部のOBに二人も会えるなんてなんと素晴らしいことと思ってます。
これから、秋にかけて少し山歩きをしたいなと思っていた途端に夏にはしゃぎ過ぎたのをお盆で帰ってきた御先祖さまにたしなめられたのか、14日のお墓参りの途中の階段で滑って転び、背骨と右股関節を強打し通院する事態になってしまい、現在安静中です。蒲田さんにお誘いいただいていた中国の旅は、この体では参加できそうになく残念です。
洛北8期 太田 亙
メールで再び病院通いと聞いて、大動脈瘤が悪化したのかと心配しましたが、打撲などの外傷で安心しました。
返信削除それなら間もなく回復しますね。
十勝岳に登れたのなら、無理をしなければ相当の所まで行けます。
またご一緒できそうで嬉しいです。
と言っても、3月生まれの私の孫が最近二週間で241gも体重が減りました。
いよいよ内科的治療の限界です。
まもなく心臓を手術しますので、私も病院に張り付きになりそうです。
10月7日の70周年にも北山荘に行けるかどうか怪しいです。
高鍬 博