2012年11月6日火曜日

地蔵山から竜ヶ岳へ直登横断        中村 淳


 友人に誘われて1025日にJAC関西支部の「ゆるやか山行」に参加しました。総員25名の大パーティー。最高齢者は83歳の宗實慶子さん、先頭のCL久保和恵さんの後に続いて軽がると急坂を登り降りする筋力に驚かされました。今もスキーを楽しんでいるとのこと。

 今回のルートを選んだ京都支部の平井一正さんとの会話の中で、今西武奈太郎さんやセキトン、チュウトンのニックネームが出て、気軽な話をしながらの山行となりました。
 
 
 ルートは、八木からバスで越畑に入り、西向地蔵へ直登して主尾根伝いに地蔵山947.6mに登る。次に反射板のあるピークから滝谷への急降下、谷を渡って今度は更に急勾配の登攀で支尾根に登り、東にルートをとって龍ヶ岳921mに至る。ここから芦見谷への降下は足場の悪い急傾斜を慎重に降り、首無地蔵の林道に出る。最後の降りは、先の水害で荒れた梨ノ木谷を下り、清滝までの約10kmのコースです。
 
 
 
 今回の山行は「ゆるやか山行」とは名ばかりで、いきなりの急坂で隊列が長くなり、先頭集団には長めの休憩が多くなりましたが、落伍者はなく全員でコースを踏破することができました。
 
柵沿いに登る
地蔵山頂上




竜ヶ岳頂上

 

 地蔵山は、中学3年の時に単独行で登って以来63年ぶりの思い出の山でした。頂上付近はあせびの潅木が茂り、熊笹に覆われた嘗ての姿はありませんでした。龍ヶ岳は2年前にアンチンと登った3度目の山です。今回の直登横断コースは初めてのルートでした。