2012年8月21日火曜日

北山荘に集まろう会(報告) 川井久造記

2012年4月29日(日)快晴 気温14~28℃
参加者:川井久造、中村淳、仲田道彦 3人

 年度はじめの行事として、会報に予告しているが、参加者は、3人であった。
 GWのはじまりで、みなさんの予定があったのだろうか、登ってくる人は誰も来なかった。
 雲ヶ畑行きのバスが廃止となり代行会社のジャンボタクシーが一日1回往復していることを知り、当初はこれに乗る予定であったが、幸い仲田君の車になって、出合橋から延々と歩くことなく幸いした。
 青空のもと気分爽快。アズキ坂を越え、いつものように渓流に沿って行く。足元にクリンソウの若葉が出はじめ、芽吹いたばかりのミドリは早春の薫風の風情。クマザサの枯れ野の奥に小舎が見とおせる。誰も来ていない。
 昨年は18人の大勢だったのに、今日は3人だけで焚き火を囲む静かな一日となる。
 去年の台風で倒れたオオヤマザクラは再起し、満開に出合うことができた。小舎帳には根付きを心配して何度も確認に来た記録があった。小舎の周囲の整備、薪置き場が移動され、水場の手直し、また新しい樅材の座卓が置かれていた。
 多くの有志の賜物に感謝しながら2階の窓から見通せる谷筋に人が登って来ないか眺めていた。
 焚火を囲み、ここに集まった昔人のことを想いながら、谷川のせせらぎを枕にして小舎の一日を堪能した。        (川井久造記)

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