2011年10月18日火曜日

北山荘の記事

2011年雑誌「岳人」11月号の第二特集は「歴史と峠の交錯路京都北山の歩き方」として67ページから82ページまで掲載されている。筆者は竹内康之氏で、彼は北山の会の会員で鴨沂22期45年卒である。北山の会総会でお会いしたことがあるかもしれないが私はあまりよく知らないが活躍されているようだ。(同じ月の「山と渓谷」212ページにも彼の記事がある)
北山荘のことも75ページに「歴史を刻む山小屋」として詳しく正確に書かれていて、屋根が改修された後の写真が載せられている。その文章のなかで、京一中山岳部から始まった北山歩きが引き継がれ北山の会会員の我々の原点であり、そのベースが北山荘であると書かれているのが嬉しい。
偶然ではあるが、同号と「山渓」の11月号には我々が現役の時代に最も重要な山行の技術として教えこまれた地図を読む「読図」が特集として組まれていて楽しく読める。
また「山渓」の174ページには梅棹忠夫先輩の記事があり、大先輩の「未知への限りない情熱」が紹介されている。梅棹先輩の数々の御著書は最近特に山を愛する人に読まれているようで書店でもよく目につく。この本はまだ読んでないがぜひ読みたい一冊だ。
岳人の同号には、「北の山河抄」を新谷暁生君が書いているが、彼は大学時代の後輩で、ニセコや知床で活躍している冒険心を持つ本物のプロのシーカヤックガイドだ。
「岳人」は私が高校時代に買った105号からよく読む雑誌だが今月号は特に親しみが持てる。
洛北8期 太田 亙

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