3月27日、今季最後の雪山を楽しもうと近くの上世屋高原を山仲間と共に出かけたが、歩きだす直前になって、突然、胸と背中が痛みだし呼吸困難となった。友人に頼み救急病院へ急行。その結果、大動脈解離B型と診断されICUへ直行。1週間ほど意識が殆どなかったらしいが、1ケ月ほどで退院し、現在自宅で高血圧の(130以下)管理、動脈硬化の予防で減塩食、軽作業1時間以内、ショックを受けない生活の維持などを医師から指示されている。この病気は一生傷で、安静にしていても再発することもあるそうだ。
発病から2ケ月になるが入院時から服薬している薬の量や種類が変わらぬことを考えるとあまり好くなっているとは思えない。
今回の病気でラッキーだったのは、発病場所が駐車場であり、友人が直ぐに救急病院に運んでくれたこと、救急病院が近くにあったこと、救急当番の医師が循環器内科の専門医だったこと、解離した場所が大動脈の下部で、解離腔が血栓性閉鎖であり、外膜組織が大きくならなかったこと等偶然と言えぬぐらい多くの幸運が重なって助かったことだ。
本来なら、当日は、鎌田さん達と冠山を目指すはずだったのだが計画が中止になり、仕方なく近くの山に変更したのが幸いだったようだ。知らない土地で、病院の場所も分からず、山の中で搬出に時間がかかったり、専門医がいなかったら助からなかったかもしれない。
当分、少なくともここ1年以上は山歩きはできないようだが、そのうちにと思っているが、女房は、これを機会に、山の道具をチャリティーにでも出したらというが、昔から使ってきた門田のピッケルなど簡単に手放す気にはなれない。せめて、北山荘行ける日が早く来てほしいと思っている。
洛北8期 太田 亙
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