枚方を7時半に家を出て、デミオ・ジーゼル車はなかなか快調にして、何と11時半に高山到着。12時からのカラクリ(神社の境内で行われたので一寸見辛かった)に間に合い、それを見て、その後市内の屋台を見て廻りました。祇園祭を小さくしたようなもので、何やらやさしい。駐車場は沢山あり、出来るだけ屋台が並ぶその近くに止めるべし。
勿論市内のホテルは半年前から満員、よって平湯峠手前の「ほうの木平スキー場」の高山市管理の「ジョイフル朴の木」に宿を取った。高山市内から30分位だし、立派ではないが、一応温泉で、それに安い。
宿に着くと、早く夕食を取ったら、高山祭りの宵山にバスで案内すると言う。これまで高山祭は2度訪ねているが、宵宮は初めて。勿論OK。6時過ぎ宿を出発、祭りの直ぐ近くに案内され、ゆっくり屋台巡航が見られ、宵宮を存分楽しんだ。帰りは9時前集合出発。宵宮見物はこれに限ります。出来れば簡易な折り畳み椅子を持参するのがベスト。
翌10日(土)、天候がまあまあ良い。宿の前から乗鞍畳平に向かうバスが、30分から1時間おきに出ている。勿論渡りに船、すんなり乗る。
立派なバスで平湯旧峠経由、乗鞍スカイラインを悠々登る。紅葉とグリーンの針葉樹の混ざり具合が見事。小1時間で畳平。さすがに寒い。這松の根元には霜柱。
近くの魔王岳に登ると見晴らしは抜群。穂高、槍、焼岳、それに笠岳がいやに尖がっている。東は山また山。西の白山は何故か見えなかった。乗鞍頂上は南方向で、観測所のドームのみが見えるのみ。今年の5月GW、一人で登り、滑った所だ。
宿前に戻り、車で平湯経由安房旧峠を目指す。私の好きな所だ。旧峠からは穂高岳沢が見事。紅葉も八分と言った所、例年より10日程早い。ジグザグの道を下り中の湯の前を通り、安房トンネルを抜け、平湯経由で、新穂高に向かう。特にケヤキ平、中尾平辺りの紅葉を楽しみ、家内は絵を描く。そして中尾のペンションへ。温泉と食事がなかなか良かった。
翌11日(日)朝から雨。平湯トンネルを抜け、円空の一刀彫を沢山保存している千光寺を訪ねる。以前はさびれた寺だったが、今は立派になっている。その頃雨がやみ、霧が掛ってなかなか幻想的でした。後は43号線、中山七里、飛水峡経由、美濃加茂より高速で帰阪しました。家内のガス抜きに全く手ごろな旅でした。車が無い時は、高山、平湯を中心に縦横にバスが走っておりますし、JR高山線も乙な鉄道です。是非お勧めします。
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