2015年1月22日木曜日

乗鞍高原スキーを楽しむ      中村 淳

乗鞍高原スキーを楽しむ
中村 淳
 これまでサンモリッツ・シャモニーと続けてきたヨーロッパスキー行が、同窓会長という公務スケジュールで参加できなくなり、鎌田さんが計画した乗鞍スキー行に参加した。
 メンバーは、鎌田リーダー、木村恒夫さん、松下昌宏さんと中村の4名、皆さんヨーロッパスキーでご一緒した方々だ。年齢70歳代の3名はまだ現役のバリバリ、80歳代中村はエンディングゾーンにいるが、まだ元気に滑れるので仲間に入れて頂いた。

丸中山荘
 110()、三名は早朝、木村さんの車で木曽福島に入り、木曽福島スキー場で足慣らしをして、木曽駒高原リゾートの奥にある丸中山荘に泊まる。中村は15:00からの同窓会委員会に出席したため、一人遅れて20:30に合流した。

 111()7:30 木村さんの車に同乗して出発、藪原から26号線に入る。積雪・凍結した道路を木村さんの慣れたハンドル捌きで境峠を越えて、梓湖畔を通って安房峠への158号線に出る。左へ曲がって直ぐに乗鞍高原への道路に入る。
 9:30 休暇村乗鞍高原ホテルに到着、Check in time 15:00まで広間でスキーの準備をする。宿泊セットのリフト券をもらい10:30スキーを開始。リフトを乗り継いでゲレンデ最高地点のカモシカまで登る。
 雪質はサラサラ、軽いパウダースノーだ。ニセコ自慢のアスピリンスノーよりいい。思うにニセコは日本海から直ぐの雪なので少々重い。それに比べると乗鞍は北アの南端にあり、乾燥した雪になるのだろう。

美味しかった山賊焼
 昼食をホテルで摂ることになり、カモシカから一気にホテルへの滑降を楽しむ。食堂で「山賊焼」を注文、肉がカリカリに焼かれていて美味しい。
 天候は風を伴う降雪だ。現役3名はスキーに出発する。一人食堂に残って赤・白ワインを飲みながら、明日一日のスキーを堪能するために太腿の筋肉の温存を図る。30分早くフロントで324号室のルーム鍵を受け取り、荷物を運びこむ。
 15:30現役3名が帰着する。それぞれ荷物をもって部屋に入る。落ち着いたところで皆さん揃って温泉に入る。露天風呂があり、雪を見ながらの入浴は乙なものだ。

夕食はビュッフェスタイルだ。品数が多く、おいし物を探すのが大変だ。ビールで乾杯し、満腹になったところで部屋に帰り、並べて敷いてあった布団をそれぞれ好きな所へ移動して20:00就寝。

シールを付けて出発
 112()7:00 起床。カーテンを開けると空はガスっている。今日、現役3名はシールを付けてカモシカから尾根上部へ向かう。見送った後、一人カモシカリフトを繰り返す。1ピッチ15分、2ピッチ目には3名は視界の上部へ消えていた。
 その後はクワッド・カモシカ間の滑降を楽しんだ。昼前にホテルへの滑降を始めてところで背後から女性ボーダーに追突されて転倒、右足首に違和感を覚える。ゆっくり滑って11:20ホテル帰着。直ぐに温泉に入り、体を温める。
 鎌田さんから電話があり、「カモシカに帰着、これからホテルへ向かうと」のこと。昼前にホテル着。全員揃って「天ぷらそば」の昼食をする。午後は大半の客が帰宅するので、ゲレンデはガラガラになる。
 13:55 現役3名が、風雪の強くなる中をスキーに出発する。人気の少ないゲレンデを存分に滑って16:00に帰着する。その間にスキーをパッキングし、宅配に出す。
 温泉に入浴後、18:00 ビールで乾杯して最後の晩餐を楽しむ。21:30 就寝。

 113()6:40 カーテンを開けると、
モルゲンロートに輝く乗鞍岳
快晴の空に乗鞍連峰が浮かび上がっている。日の出と共に雪山の色が変化していく。暫らくすると全山がモルゲンロートに輝く。素晴らしい眺めだ。
 現役3名はホテルのCheckout timeなどなんのその!スキーに出発する。案の定10:00にフロントから電話があり、Checkoutを告げられる。
 ホテルの支払いを済ませ、待つこと暫し、11:20 3名帰着。11:30 食堂で「野菜ハンバーグ」を食べて、12:34 木村さんの車に同乗して帰路に就く。
 安房トンネルを通り、高山から東海北陸道に入り、ひるがのSAで一服の後、17:40京都の竹田駅前で下車、帰宅する。

 今回のスキー行は、初めての乗鞍高原スキーであり、想像を超えた雪質を堪能することが出来ました。同行のお3人は現役の山男、気遣いすることもなく、気安くお付き合いさせて頂きましたことを厚く御礼申し上げます。これからもお付き合いのほどよろしくお願いします。
  

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