2015年1月26日月曜日

皆子山新年登山     高鍬 博

今年の正月は京都で記録的な大雪だったが、雪が降りやんだ4日に京都府最高峰の皆子山で今年の初登山をした。深い新雪にやや手こずり6時間半もかかったが十分楽しめた。

2015年1月4日
メンバー:鎌田克則、高鍬 博、(小林健二、西尾憲次)
行  程:平バス停横駐車場(空き地)9:25ー神社9:45ー独標(837m)11:40ー独標(941m)12:24~12:40ー皆子山山頂13:33~13:43ー独標(941m)14:20~14:38ー独標(837m)14:59-神社15:52ー平バス停横駐車場(空き地)16:05

皆子山へ軌跡(GPSの記録)
コースタイムと高度表(GPSの記録)
正月に孫用の雪だるまを作って遊んでいたら、北山の会前会長の鎌田克則さんから皆子山へ新年登山を4日にしないかとのお誘いのメールがあった。たるんだ体を鍛えるためにも、参加させて戴くことにした。
1月4日朝8時に三条京阪で鎌田さんの車に乗せて戴く予定だった。しかし、4日の朝ふと目覚めると、もう7時40分だった。正月モードで家中まだ寝込んでいた。この時間からならどう考えても間に合わない。他の方もおられるので待ってもらうわけにいかず、泣く泣く携帯電話で行けないと断りの電話をした。
しかしよく考えると、私の家は山科四ノ宮なので、湖西道路を走ると京都廻りより早く現地に行けることに気づいた。平のどの辺から登るのかを電話で確認してから車を走らせた。そのコースは前夜に私が予定コースとしてGPSに入れた通りのコースだった。新雪なので雪にラッセルの跡が付いているはずだ。たとえ遅れても、登り口さえ間違わなければ、楽ちんな高速道路を走れば直ぐに追いつくとにらんだ。家を出てから30分ほどで平に着いたが、鎌田さん達も到着をされたところだった。残念ながら高速道路はまだ出来ていなかった。さて、登り口付近には車が停められないので、バス停付近の空き地に車を停めて歩き出した。民家の横でスノーシューを履いてから、神社前を通り、神社の北側にある墓地の奥から登り始めた。

墓場の奥から登り始める
尾根への登り始めは急登で深い雪に手こずるところもあったが、スノーシューで高度を稼いでいった。
昨日までは大雪だったが、この日はやや雪空の曇りだった。ガスがかかっていたが、雪は降らず風もなく登りやすかった。ガスのために展望は良くなかったが、途中で一か所樹間から琵琶湖が遠望できた。

樹間から琵琶湖が遠望できた
837mの独標までの急坂を登るのに手こずったが、小林さんはガンガンとワカンを踏みしめて先を行かれた。小林さんは私と同年配のはずだがその馬力には驚いた。なお、小林さんもスノーシューを持ってこられていたのだが、登山口で履いたときに締め具が切れたためワカンに履き替えられていた。スノーシューの締め具はプラスチック製なのでその耐久性に注意が必要だ。登山中に切れた場合を考えて、その対策が必要だろう。
さて、941mの独標まで来れば、もう急登は無い。昼も過ぎており腹も減ってきたので、そこで長めの休憩を取って少し食べることにした。少しお腹に入れて元気を回復して更に山頂を目指した。
13時半に山頂に到着。鎌田さんのカメラで記念撮影。残念ながら展望は無いので少しの休憩と写真撮影を終えたら下山を開始した。



皆子山山頂にて

下りは登りのラッセルの跡を辿ってズルズル下るので苦労は無いが、スノーシューを木にひっかけると転倒するので注意が必要だ。登りに4時間ほどかかったが、下りは速く2時間ほどで神社まで降りた。


平の在所の神社
登り口の民家の前でスノーシューを脱いで橋を渡りバス停横の車に着いたら16時だった。深雪の皆子山登山が楽しめた。新年早々寝坊をしたのにあきらめなくて良かったと鎌田さんに感謝をしながら、京都へ車を走らせた。




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