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②大野から温見峠(1,020m)までの道は、やはり奥深さを感じさせる。高校山岳部時代、温見峠の地図を見て、チベットの奥地の峠を見る思いをした所だ。今は途中に全く人家はない。
さて峠が登山口。以前はこんなルート無かった。稜線に沿って1,500mまでひたすら登る。汗だくになるが涼風が心地よい。その後はなだらかで頂上に近づく。残念ながら霞んで遠くの山は判別し難し。先ず一等三角点。そしてその先に祠が見える。南正面は白谷、左の大きな山は前山、その向こうが能郷谷。
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③祠前の私。一人登山者 (それまでに数人の登山者に出 合った)が居て、朝5時に峠より登り、イソクラ迄往復して きたという。踏み跡ほとんどなく藪漕ぎの連続だった由。 豪傑が居るものだ。この写真を撮って貰った。
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又紅葉時期、峠を越えればさぞ美しい事と思う。どちらも入口に温泉が有る。
冬は能郷まで除雪されている。奥の黒津、大河原は冬は途絶。4~5月頃まで通行不可との由。チベットまで行かなくとも、残雪期、温見峠を越えられないものだろうか。植村直己バリでそりを引いて行くのだ。さぞかし遠征気分が味わえると思う。峠付近は日本離れした景色だし、それに分水嶺だ。引っ張る犬は居ないが耕運機かスノウモービルか。せめて能郷谷を詰めて残雪期の能郷白山に登りたいものだ。
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