2011年4月13日水曜日

近江金糞岳-輝く尾根に春風そよぐ 鴨6 鎌田克則

この410日、好天が予測されたので、雪山に登りたく、早朝より強豪小林氏を誘い、名神、北陸道経由、近江高山の部落を抜けてキャンプ場へ。右手山沿いの林道進むこと約2km、山側よりの雪の押し出しでどうにも進めず、7時20分止む無く車をデポ。
 雪の多さに驚きつつ林道を歩む事1時間、大きくUターンし,橋を渡り、中津尾根に達す。そこより林道を離れ尾根道へ。初めは雪に押さえられた藪で難渋するが、海抜800m辺りより、雪はべったりで快調の進む。気温上昇により、少々沈むが大したこと無し。先行者が一人居たが、二度目の林道横断時に追い抜く。若そうだが荷物が大きい。
 間もなく小朝の頭、金糞岳眼前に圧す。すぐ向こうに取り付き地点がある様に見えるがそうは簡単ではない。
少々の登り下りの末、取り付き地点に達す。約標高差300m、『登山の運動生理学』によれば、私の年齢からすれば、一分間の心拍数が110位が適当らしいが、まず130位の心拍数MAXと考えてねちねち登る。頂上まであと20分の道標あり、あと少しと思いきやそれがなかなか達しない。罪な道標だ。やっと先行する小林氏の先に白いドームが見える。頂上の風格だ。やっと頂上。北に奥美濃の連山くっきり。まず前方に特徴ある蕎麦粒が見える。その延長線上の白い連山は、万年狙っている冠、能白辺りであろう。左には今シーズン狙ってる黒壁,三周だろうが何故か同定できぬ。先達て登った花房山からは殆ど明確に同定出来たのに。
 帰りは己のトレース其のまま快調に下る。登りになると、来るときこんなに下ったかなあと思いつつ恨めしく思う。追い抜いた若手と出会う。荷の大きさから、八草峠方向に縦走するのかと聞いたら,往復するだけと言う。ボッカ訓練でもやっているのだろう。
 3時半、車のデポ地点に到着、全く最高の雪山登山でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿